どうして外国人が家に集まるかという残念な疑問に対するシンプルな答え

なんで私の家に外国人が集まっているのかと聞かれた。「まさか貴方(私)に会いてくて来てるわけじゃないだろうし」と。

この質問者は、どこか根本的に私を業務の頭数というか裏方に仕立てたい方で、例えば私が雑誌取材を受けるとか壇上に立つということを本気で疑問に思うような人だ。明瞭にやりたい事もやれる事も持って移住してきた私の存在をどうしても駒にしたい。だからって悪気はない。田舎にいるとこの無礼さと下品さに耐えるエネルギーを馬鹿みたいに消耗する。

片っ端から予約サイトに登録しているわけでもないし、1サイトに登録して情報も英語のみ、4ヶ月しか開店しない。築40年のただの家である。
特殊な技を使ってPRしているのか?どこかでデカく広告にカネを使っているのか?どこかに強力なコネがあるのか?地元の人と話しているとそんな疑いさえもつのだ。

私は私で売っている。

英語で書いたプロフィールで売っている。
そこで締めに言うのは「英語ができるからいいよね」という残念すぎるお言葉。

答えを見つけたければ私と同じように時間とお金を捨てて、その先の人生で貧しい感情と視野の人にどう思われてもいい覚悟を持って旅をしてもらえば分かる。
時間がない、カネがない、人が足りない、自分だけが忙しい、を口にする人は自分も他人も幸せにできない。

そういう人たちは観光地のインフラ、観光団体の誘客や行政に問題があるとし、客が泊まらないことを観光地のせいにする。

何をすれば喜ぶかなんて決めつけるな

何を「おもてなし」というのかいまだに分からないし、「インバウンド」にならぶ胡散臭いコトバだと思う。自己満を強制したり、メディアや噂で知る外国人の好みを決めつけた「おもてなし」なんて満足すると思いますか?日本といえば寿司・天ぷら・芸者に相撲。かれこれ1世紀前のイメージ、いまだにそんなこと思ってると思いますか?
外人は~中国人は~フランス人は~
枠にはめて人を決めるける、ネットでちょっと見かけた情報を鵜呑みにする。。。つまり田舎が一番苦手な分野だと思うのです。
そして1番残念なのは、その問題をカネで解決しようとすることです。

ただ「休んでいってもらいたい」と思ってるだけ。
私自身が家のドアを開けたら元の自分がいた世界に戻りたいだけ。

プロフィールを見て、「あ、コイツの家、気楽に滞在できそうだ。いろんな旅の話、日本への疑問聞けそうだ。穴場とか教えてくれそう。世界で滑ってきたコイツが勧めるスキー場なら行ってみるか」そう思ってくれるから来るだけ。だからうちのゲストのほとんどが土産を持参してくれる。私と飲もうと思ってお酒を買って私の帰りを待っててくれる。
まったく外に出ず、一日中寝てるゲスト、私と喋ってるゲストそんなのばっかりだ。

もちろんフックは猿やスキー場だけど、自惚れるつもりはないが、私に会いたくて来てる。

私はどこに引っ越してもどこの国へ行っても同じ宿をオープンする。
どうやったら人を呼べるかなんて悩みだけは今後も持たないと思います。